2021/07/01

楽しい夏を過ごすために!夏休み中の子供の防犯対策

子供たちが待ちに待った夏休み中が、いよいよ始まります。夏休み中はお祭りなどの催しが多く、家族みんなでお出かけしたり、子供同士で遊びにいったりする機会が増えるものです。また、お子さん1人にお留守番を頼むこともあるでしょう。

一方、夏休み中は子供が巻き込まれる事件・事故が増加傾向となっています。親子で約束事を決めたり、子供用GPSなどの防犯グッズを活用したりして、防犯対策を行いましょう。今回は、安全で楽しい夏休みを過ごすためのポイントについて、くわしくご紹介します。

目次

大前提として、夏休み中は「子供の防犯意識が緩む傾向」にあるとされています。

基本的に登校期間中は、子供の行動範囲がほぼパターン化しているはず。毎日同じ道で登下校し、同じ時間に帰宅するように、行動パターンが決まっているからこそ、ママ・パパも安心できるわけです。

一方、夏休み中は親に行き先をつけずに遠出したり、帰宅時間がいつもより遅くなったりするお子さんもいるようです。夏休みがもたらす特別感・開放感が、子供の防犯意識を緩ませるのでしょうか。いずれにしても、普段以上にママ・パパの見守りが重要になります。

昨今は新型コロナウイルス感染拡大にともない、“おうち時間”を過ごす機会が増えました。特に感染者が増加した2020年の夏は、そのほとんどを自宅で過ごしたお子さんも多いはずです。ウイルスが子供たちの楽しみと、思い出を作る機会を奪いました。

コロナ禍の夏休みの反動から外出頻度が増え、行動範囲も拡大すると予想されます。これはママ・パパも例に漏れません。お子さんだけでなく、家族全員で外出する機会が、増えるのではないでしょうか?そのため、アフターコロナの夏休みは、お子さんの行動により一層、目を配る必要があるでしょう。子供用GPSなども活用し、効果的な防犯対策を行いたいですね。

夏休み期間中は、子供が巻き込まれる事件・事故が増える傾向にあります。ここでは、子供の夏休みに潜むリスクと、親が気をつけるべきポイントを解説します。

夏休み中に気をつけたいのは、第一に事件・事故です。交通事故は元より、不審者による痴漢や暴行、略取・誘拐被害なども懸念されます。不審者・変質者の手口について、くわしくは後述します。

夏休み特有の開放感は、子供の冒険心に火をつけます。子供同士で無計画に遠出したり、普段は立ち寄らないスポット(繁華街や裏路地など)に足を運んでみたりと、「普段できないこと」に挑戦したくなるのが子供です。結果、何らかの事件・事故に巻き込まれる可能性が高まります。

夏休みが楽しくて仕方がないのは、ママ・パパもわかっているはず。子供が事件・事故に巻き込まれないよう、親子で防犯意識を高めたり、外出前の「約束事」を決めたりするのがおすすめです。

7~8月の夏場は、夜7時頃まで明るい日も少なくありません。外遊びに夢中となり、約束した帰宅時間(門限)をすぎることも。夜が深まりにつれ、事件・事故に巻き込まれるリスクが高まります。

こうした問題は、お子さんに「報告」と「連絡」の習慣を身につけさせることで、解決します。たとえば、外出前に「どこへ」「誰と」「何をして」「何時に帰るのか」を、お子さんに確認してください。どうしても心配なときは、「○○時に一度連絡する」「遅くなりそうなときは電話する」など、報告の約束事を決めます。

一方で、子供が100%約束を守れるとは限りません。たとえ時間通りに帰ろうとしても、途中で迷子になったり、事件・事故に巻き込まれたりする恐れがあります。こうしたイレギュラーな事態を想定し、居場所確認ツールである子供用GPSを持たせるのも手です。

夏は一年を通して、もっとも不審者・変質者が出没しやすい時期とされます。明確な理由は不明ですが、開放的な気分になる、人の外出頻度が増える、などが考えられます。問題なのは、その対象に「児童」もあてはまることです。

不審者・変質者は総じて、「声かけ」で子供にアプローチをかけます。「お菓子をあげるからおいで」「○○してくれたら○○をあげるよ」などは常套句(じょうとうく)。さらに「困っているから、助けて欲しい」と、子供の良心を利用する、悪質な手口も確認されています。

不審者・変質者対策の基本は、「知らない人についていかない」と約束すること。親子で“いかのおすし”といった防犯標語を学ぶのも有効です。防犯標語を含む防犯対策は別記事でくわしく解説していますので、そちらも確認してみてください。

仕事の都合により、子供だけでお留守番させる日もあるでしょう。以下、子供をお留守番させるときにするべき約束事をまとめました。

●チャイムやインターホンが鳴っても出ないこと
●外出するときは行き先と帰宅時間を連絡/戸締まりを忘れないこと
●困ったときや体調が悪いときはすぐに連絡すること

上記のうち、「チャイムやインターホンが鳴っても出ないこと」は特に重要です。不審者・変質者は、1人でお留守番をしている子供を狙い、自宅に侵入しようと試みます。その手口は巧妙で、宅配業者などを装って鍵を開けさせる場合も。また、事前に電話で留守番を確認し、自宅に乗り込んでくるケースが考えられます。

基本的にお子さんとは、「電話や来客があっても出なくていい」と約束してください。それが最善であり、1人でお留守番をするお子さんの安全につながります。なお、途中で家を空けるときは、連絡・報告と戸締まりを徹底させましょう。急に友達に誘われて外出する場合があるため、しっかりとルールを決めることが大切です。

「夏休みに潜むリスク」を掘り下げると、「子供の迷子対策」と「在宅確認」の2点が重要になります。特に“1人親世代”や共働き世帯など、お子さんを1人にさせることが多い場合は、子供用GPSを使った“リモート見守り”がおすすめです。

子供用GPSとは、GPS機能を内蔵した小型端末のこと。手のひらサイズの端末を持たせるだけで、お子さんの現在地をスマートフォンなどで確認が可能です。本体ボタンを押すと現在地情報を手動発信できるもの、音声メッセージ機能を備えたものなど、端末ごとにさまざまな機能を備えています。

現在地確認だけなら、「GPS機能つきのキッズ携帯はどうなの?」と考えるママ・パパは少なくありません。キッズ携帯でも現在地の確認はできますし、電話やメール、SMSなどの機能も備えています。1台預けておくと、何かと便利なのは確かです。

ただし、キッズ携帯には2つのデメリットがあります。1つは、月々の利用料金が割高なことです。携帯キャリアによるものの、キッズ携帯の位置情報検索サービスはオプション扱いが基本。検索1回あたり、別途利用料が上乗せされます。現在地確認のためにキッズ携帯を購入・契約するのは、コスト面からおすすめできません。

もう1つ、キッズ携帯は「学校で持ち込みを禁止している」場合がほとんどです。そのため夏休み中はともかく、登下校における見守りには使えません。反対に子供用GPSは、多くの小学校で持ち込みを認めています。夏休みが終わった後も、引き続き使えるのが魅力です。

現在地の確認を目的とするなら、子供用GPSで必要十分です。その上で、お子さんに連絡手段を持たせたい場合のみ、キッズ携帯の購入をおすすめします。

「こんなときだからこそ、子供に有意義な夏休み中を過ごさせたい……」。そんなママ・パパにおすすめなのが、子供用GPS端末の「まもサーチ」です。「まもサーチ」による“リモート見守り”で、お子さんの防犯対策を強化してはいかがでしょうか。

「まもサーチ」はアプリ連動型の子供用GPSであり、端末所有者(お子さん)の現在地情報を専用アプリから確認できます。特に便利なのが、本機独自の「エリア通知機能」です。

使い方は簡単です。習い事や学童保育など、お子さんが頻繁に出入りする場所をエリアとして登録。お子さんが対象エリアに出入りした際、その旨をスマートフォンのプッシュ通知でお知らせます。「1人で習い事に通えたかな?」「寄り道せずに帰ってきたかな?」と、遠隔地から確認できるため便利です。

さらに子供の行動パターンをチェックできる「移動履歴機能」、お子さんからママ・パパに居場所を知らせる「現在地発信機能」を搭載。いずれも万が一に備え、お子さんの安全確保に役立つ機能です。

また、「まもサーチ」は1台の端末を最大5人で管理できます。ママ・パパはもちろん、お兄ちゃんやお姉ちゃん、おじいさま・おばあさまを管理者に登録し、家族全員で“リモート見守り”するのもおすすめ。なお、管理者が増えても追加料金は発生しないのがうれしいポイントですね。

普段よりも一層、ママ・パパの見守りが大切になる夏休み期間。仕事などを理由に見守りが難しい場合、子供用GPSを活用した“リモート見守り”をおすすめします。一度使ってみると、「こんなに便利なものがあったの……!?」と驚くはずです。夏休みが終わっても引き続き使えるため、これを機に試してみてはいかがでしょうか?

防犯目的で子供用GPSを購入するなら、家族みんなで見守れる「まもサーチ」がベストです。お子さんの防犯対策・迷子対策だけでなく、在宅確認にも重宝します。くわしい特徴や機能、製品仕様などは別ページでご紹介していますので、ぜひ一度ご覧ください。

楽しい夏を過ごすために!夏休み中の子供の防犯対策