「すぐに迷子になってしまう……」「学校から真っ直ぐ帰ってきてくれない」とお悩みの親御さんにおすすめなのが、「迷子対策グッズ」です。子供GPSをはじめ、さまざまなグッズを駆使してお子さまの安全を確保しましょう。今回は、迷子対策グッズの基礎知識や、おすすめグッズをケース別でご紹介します。
目次
迷子対策グッズの主な種類
迷子対策グッズと一口にいっても、その種類は多岐にわたります。それぞれの特徴を理解した上で、状況に応じて使いわけたり、併用したりすることが大切です。
- 子供GPS
- インフォバンド(迷子札)
- デジタル迷子ひも(アラーム機能つき)
それぞれの特徴を簡単にお話しします。
子供GPS
子供GPSとは、子供の現在地情報や移動履歴を送信するGPSトラッカーのこと。専用アプリをインストールしたスマートフォンから、GPSトラッカーを持つ子供の位置情報を、ほぼリアルタイムで確認できます。最近は防犯対策の観点から、登下校中に子供GPSを持たせる親が増えています。
インフォバンド
インフォバンドとは、いわゆる「迷子札」のこと。元はペットの迷子対策グッズでしたが、子供用のインフォバンドも販売されています。
従来の迷子札は、氏名や連絡先を書いた札をランドセルなどに吊り下げるのが一本的でした。しかし、昨今は個人情報の保護が重視される時代。一目で個人情報がわかってしまうと、防犯面が心配されます。
そこで、手首に巻くタイプのインフォバンドが注目されています。インフォバンドの場合、バンド本体の内側(手首の方)に氏名や連絡先を記載します。そのため、一目では個人情報を確認できません。従来の迷子札をぶら下げるよりも、プライバシーを確実に保護できます。
デジタル迷子ひも
デジタル迷子ひもとは、スマートフォンと専用端末を組み合わせて使う「ひもがいらない迷子ひも」のこと。先述した子供GPSに近いグッズです。
従来の迷子ひもは、自身と子供の身体をロープ・ハーネスで結ぶタイプが主流でした。デジタル迷子ひもの場合、専用端末を持った子供が自身から離れると、スマートフォンがアラームを発します。従来の迷子ひもに比べ、そのスマートな仕組みが好評を呼びました。
なお、子供GPSとは違い、遠方にいる我が子の位置情報は把握できません。あくまでも、近場で迷子になった際に役立つグッズです。
【ケース別】子供の迷子対策にはおすすめなのはこれ!
ここからは、2つの迷子パターンを想定しつつ、適切な対策グッズの選び方をご紹介します。
【ケース1】ショッピングセンターで子供とはぐれてしまった
ショッピングセンターの場合、比較的近距離で迷子になっています。インフォバンドの装着に加え、デジタル迷子ひもを併用すると万全でしょう。さらに服や靴、リュックなどを「目印」として身につけさせることが大切です。人混みが多い場合は、常に子供から目を離さないよう心がけてください。
【ケース2】一人で遊びに出かけた子供が戻ってこない
毎日の登下校はもちろん、習い事に通ったり、友達の家へ遊びにいったりした結果、迷子になったと想定します。親の手から完全に離れている場合、子供GPS以外の選択肢はありません。万が一出先で迷子になったら、GPSの位置情報をもとに、早急に迎えにいきましょう。
子供GPSの魅力は、子供の現在地や移動履歴をリモートで確認できること。さらに学校や学習塾など、頻繁に出入りするスポットは「エリア登録」が可能です。登録エリアを出入りした際、「○○に到着しました」「○○から出発しました」とスマートフォンにプッシュ通知が届きます。我が子の安全を見守る上で、欠かせない機能です。
まとめ
子供の迷子対策グッズには、ケースバイケースで使いわけるのが基本です。使用頻度を考えると、やはり子供GPSは用意したいところ。“大は小を兼ねる”といいますが、子供GPSは利便性が高く、あらゆる場所・シーンで重宝します。「とりあえず持たせておけばOK」という安心感もあります。
お子さまの迷子対策を検討中の方は、弊社が開発・販売する「まもサーチ」を筆頭に、さまざまな子供GPSを比較してみてください。