育児に関する悩み事などを相談・共有できるママ友は、非常に頼りになる存在です。一方、ママ友関係に疲れを感じたり面倒になったりしている人が少なくありません。自分のため、そして子供のためにも、ママ友とはいい関係を築いておきたいですよね
そこで今回は、ママ友付き合いが疲れる原因と、上手な付き合い方を3つのポイントにわけて解説します。
ママ友との関係に疲れる……原因は?
ママ友と会っていると、学生時代の友達では感じたことのない疲労感に悩まされることはありませんか?まずは、ママ友との関係に疲れを感じてしまう原因について考えてみましょう。
相手のママ友に気を遣いすぎている
ママ友は学生時代の友達とは違い、たまたま家が近所だったり子供同士が同じクラスだったり、という理由でできた友達です。そのため、年齢や価値観、趣味など、共通点が少ない可能性の方が高いといえます。
しかし、どんなに苦手なママ友でも、子供同士仲がいい場合は、「関係を壊すわけにはいかない」と思ってしまう方も多いでしょう。そんな使命感から、相手に気を遣って価値観を合わせようとするため、ストレスや疲労を感じてしまうのです。
距離感が近すぎる
家庭環境を詮索してくるなど、あまり親しくないにも関わらず距離感の近いママ友がいることもあります。価値観同様、距離感も自分と同様の友達付き合いが理想という方は多いのではないでしょうか。
ママ友とはいい距離感を保ちたいと思っていても、相手がそうでない場合はストレスを感じてしまうことになります。また、あまりお互いのことを知りすぎてしまうと、相手と自分を比較して劣等感を感じてしまうこともあるため注意が必要です。
ママ友とうまく付き合う3つのポイント
ママ友は、いざというときに頼りになる頼もしい存在でもあります。いい関係を築くために大切な、3つのポイントをご紹介します。
ママ友とのコミュニケーションは「褒める」が基本
ママ友付き合いがうまい人の特徴として、「褒め上手」というものがあります。褒められて嫌な気分になるという人は珍しいでしょう。褒め上手な人は、ママ友付き合いに限らず人付き合いが上手な人でもあります。ママ友やその子供の良い点をみつけたら、距離感を保ちつつ褒めることを心がけてみましょう。
自己開示の内容に注意
心理学では、自分のことをありのままに伝えることを自己開示といい、信頼関係を築く有効な方法といわれています。ママ友との会話で自己開示のテクニックを使うなら、自分のいいところを伝えようとするよりも、自分の弱さや欠点をさらけ出すことがおすすめです。
育児の悩みや失敗談などを話すことで、「この人には話してよさそうだ」「この人も同じタイプかな?」と親近感をもってもらえる可能性が高くなります。
「聞き専」で様子をみる
家庭の話、夫の話、育児の話はお互いにデリケートな部分です。関係性がまだわからない時に込み入った話題を離す場合は、「聞き専」に徹してやり過ごすのもひとつの手といえます。
相手から「あなたはどう思う?」と意見を求められたら、随時答えるスタンスがおすすめです。また、否定的な意見や求められていないアドバイス、ダメ出しなどは、印象が悪くなる可能性が高いため避けましょう。相手の話を聞いたあとは、共感の言葉や相手の気持ちに寄り添うような言葉をかけるのがおすすめです。
まとめ
ママ友との付き合いに疲れを感じる理由や、ママ友との上手な付き合い方のポイントをご紹介しました。ただでさえ日々の育児や家事、仕事で疲れているからこそ、ママ友とは疲れを感じることなく付き合いたいですよね。
ママ友との付き合い方を見直し、ストレスフリーなママ友ライフを楽しみましょう。