子供が親の目を離れてひとりで行動する際も、スマホから居場所が確認できる子供用GPS。共働き世帯が増えた影響で、登下校中などの親による見守りが困難になり、防犯対策として子供に持たせる家庭が増えています。
しかし、毎朝しっかり子供用GPSを持たせていても、紛失や置忘れなどでGPS機能をうまく活用できていないというご家庭も多いのではないでしょうか。
今回は、子供用GPSをどこにつけておくのがおすすめかをご紹介します。
子供用GPSはストラップ型が主流
子供用GPSには、大きく分けてストラップ型と腕時計型の2種類があります。それぞれの使用方法や注意したいポイントについてご紹介します。
腕時計型
腕時計型とは、いわゆる「子供向けスマートウォッチ(GPS機能つけ腕時計)」のことです。通常の腕時計同様手首につけて使用するため、紛失しにくいという特徴があります。ただし、小学校では腕時計の着用が禁止されている場合が多く、登下校中はランドセルの中にしまっておくことを余儀なくされる可能性が高いです。
また、時計型はストラップ型よりも多くの機能を搭載している端末が多いため、子供の遊び道具になってしまったり、小学校への持ち込みが禁止されてしまったりする可能性があります。各携帯キャリアでも販売されていましたが、2020年頃に販売終了しています。
ストラップ型
ストラップ型は、子供用GPS端末に取り付けに便利なストラップがついているタイプです。軽量かつコンパクトな端末が多いため、携帯にも非常に便利です。ストラップ型は、主にランドセルの側面のフックやショルダーにつけて使用します。充電時やほかのバッグなどに付け替えるとき以外は、つけっぱなしにしておけるのがメリットです。
所在が目視確認できるため、つけ忘れや紛失防止につながるでしょう。ただし、普段からランドセルを乱暴に扱ったり投げたりしてしまう子供の場合、端末を破損してしまう可能性があるため注意が必要です。
子供用GPSをつける場所はランドセルがベスト?
子供用GPSはランドセルに取り付けるようにしている、というご家庭は多いでしょう。子供用GPSをランドセルのポケット部分に入れておくと、紛失や故障の防止に有効です。しかし、中にしまったままにしておくと、子供がGPS端末の所在を忘れてしまうというデメリットも考えられるため注意が必要です。小学生とはいえ、まだまだ管理を任せるのは心配な部分も多いもの。定期的な充電やメンテナンスなどは、パパ・ママがしっかり管理してあげてくださいね。
ストラップ型の子供用GPSをランドセルに取り付ける場合は、本体側面大マチのフック、またはショルダーの2箇所が主な取り付け場所です。「まもサーチ」をはじめとする一部の子供用GPSには、ボタンを押すことで保護者に居場所を通知することができる「現在地発信機能」がついています。このように手動の発信機能がある場合、緊急時にすぐにボタンを押せる場所に取り付けることが重要です。
そのため子供用GPSは、すぐに本体ボタンに手が届くランドセルにつけておくのがおすすめです。ランドセルにはキーホルダーや鍵をつけていてかさばる場合は、洋服のベルトループなどに取り付けましょう。
まとめ
子供用GPSを取り付ける、おすすめの場所をご紹介しました。子供用GPSの中には、子供がボタンを押すことで保護者に現在地が発信できる機能がついているものがあります。「まもサーチ」の現在地発信機能は、子供の身に何かが起きたときにボタンを押してもらうことで位置情報は発信されます。その情報を頼りに保護者が駆けつけることができるため、防犯対策に非常に役立つ機能です。
このような機能をしっかり活用するためにも、すぐに手の届く場所に子供用GPSをつけておきましょう。